ハクナ・マタタ日記 〜 学校の先生の国際協力 〜

アフリカ・ケニアで見たこと聞いたこと感じたことを発信していく完全自己満足な孤軍奮闘日記です。

他人と比較するよりも

 

今日は1日

スワヒリ語のテストでした。

 

出来は・・・、

まだなんとも言えません。

 

テストがあったということで

今回はテストの意義について

考えた事を書いていきます。

 

 

 

 

 

まず、

 

テストって何のためにあるんでしょう。

 

答えは1つではないと思いますが、

 

一番大きなウエイトを占めるのは

 

やはり

 

「成績を決めるため」

 

だと思います。

 

 

 

これは間違いない。

 

 

 

これが1番と言っても過言ではない。

いや、むしろそう。

 

 

成績を付ける側の人間からしたら、

成績を決めたり

能力の優劣を付けるのに

「テスト」は

ひじょーーーーーーーーに

勝手が良いです。

とっても楽ちんです。

 

しかし、

テストを受ける側からしたら・・・。

とても残酷な事です。

 

まず、

たった1時間という短い時間のち、

点数という形で現実を

突きつけてきます。

自分の能力を可視化してきます。

それも否応なしにです。

 

そして

もしその点数が低いとなると

様々な二次災害が待っています。

 

学生であれば

 

・自己肯定感(有用感)を苛まれる

・親に怒られスマホを没収される

(中高生にとっては死活問題)

・ゲーム禁止令を発令される

(中高生、特に男子にとっては死活問題)

・塾によっては他クラスに左遷される

・志望校を変更せざる得えなくなる

・教師に怒られるor呆れられる

・坊主にさせられる(高校時代の部活は赤点取ったら坊主という掟がありました)

・好きな女の子に愛想を尽かされる(え?)

 

等々が挙げられると思います。

 

きっと

どれか1つには当てはまる経験があるでしょう。

 

苦い思い出として

断続的に記憶され

いつしか

 

 

テスト=悪いもの

 

 

インプットされているのでしょう。

 

 

一方で、

そもそも勉強が好きだったりして

テストが全く苦ではなく、

成績や順位を流動的に変える役割を

担っているテストを

ゲーム感覚で楽しめる人もいるでしょう。

 

 

ただ、大半の方が

「テストアレルギー」の持ち主ではないでしょうか。

 

 

わかります。

とってもわかります。

 

 

 

私も学生時代

とてもテストが嫌いでした。

今も

決して好きではありません。

 

 

 

 

だけど、

 

 

 

 

だけれども、

 

 

 

そんな

ゴキブリのように

嫌われるテストに対して

風評被害を受けたゴキブリごめん)

強いて良い点を見つけるとしたら・・・?

 

 

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

 

 

4月から訓練所に入り、

何度もテストがありました。

小テスト、単元テスト、終了認定テスト・・・。

 

学生時代は

すごくテストが嫌いだったけど、

今は

不思議とそこまで

嫌悪感を抱きませんでした。

 

 

なぜか・・・。

 

 

それは

 

比較の対象を

 

 

「他人」ではなく「過去の自分」にしてみたからです。

 

 

 

テストが嫌いになる一番の瞬間って、

点数が悪かった時ではなくて

「他人」と比較して

できなかった時なんだと思います。

 

だって、

自分の点数が30点でも

クラスの全員が30点だったら

全然気にならないじゃないですか。

 

たとえ自分の点数が0点でも

クラスの全員が0点だったら

「俺らある意味天才じゃねwwww」

って笑い合えるじゃないですか。

 

 

テストが嫌いになるのは

他人ができているのに

自分ができていない時。

 

クラスの皆が100点なのに、

自分だけ70点だったとき。

 

クラスの皆が30点だったのに、

自分だけ0点だったとき。

 

 

 

 

 

 

未だに、

完全に考え方を

シフトできたわけではありません。

 

他の人のテストの点数はやっぱり気になるし、

自分よりも点数が上の人がいたら悔しいし

自分よりも点数が下の人がいたら

しょうもない優越感に浸ってしまうこともある。

人間なので

その辺は勘弁してください。

 

 

 

ただ、

他人と比較するのではなく、

過去の自分と比較することを意識して

〇をもらった箇所に意識を向けて

できなかったことが

できるようになった自分を褒めてあげて

知らなかったことを知れた喜びを

嚙み締めることができるようになったら、

自然とテストという存在を毛嫌いしなくなりました。

 

 

 

 

 

成長 = 新しい発見学び 

 

 

 

 

 

テストという存在は

成長している自分に気付かせてくれる存在

 

 

 

他人と比較することも大切です。

むしろ、

資本主義の日本にとって

他人と比較しなくなったら

それこそまずい。

 

 

ただ、

自分の新しい発見と学びにも

目を向けるようになったら

かなり楽にテストに臨めるようになりました。

 

 

 

入試という存在がある学生に

この甘い考え方は通用しないと思いますが、

テスト以外でも

他人と比較せず

過去の自分と比較することで

楽に生きられることはたくさんあるはずです。

 

協力隊なんてたくさんありそう。

 

「他の隊員は壮大な事しているのに自分は…」

「他の隊員は上手く活動しているの自分は…」

 

大切なのは他人との比較だけではなく

過去の自分との比較。

 

新しい発見と学びを経験し

過去の自分と比べて成長できていたら

それでOK。

 

この考え方とてもお勧めです!