ハクナ・マタタ日記 〜 学校の先生の国際協力 〜

アフリカ・ケニアで見たこと聞いたこと感じたことを発信していく完全自己満足な孤軍奮闘日記です。

スワヒリ語の難易度

 

本日も1日

スワヒリ語のレッスンでした。

 

今日はスワヒリ語

難易度について書いていきます。

(一日レッスンで特に書く事がない)

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

結論から書きます。

 

スワヒリ語の難易度は・・・

 

 

 

 

低い!!!!!!!

(なんだと~~~~~~~~~~~!)

 

 

 

気をつけて欲しいのが、

これは

”日本語話者にとっての難易度”

であるという点と、

(言語の難易度はその人の母語によって異なる)

僕がスワヒリ語

既に駆使できている

という意味ではないということです。

←むしろ僕は大苦戦してます( 一一)

 

あくまで、

一般論に基づいての結論です。

 

これから

根拠について書いていきます。

 

 

 

まずは、

 

①DILA社データによる

日本語母語話者の言語習得難易度分類表

 

難易度Ⅰ・易しい ⇔ 難易度Ⅳ・難しい

 

Ⅰ 韓国語・インドネシア語・マレーシア語・スワヒリ語

Ⅱ スペイン語ポルトガル語トルコ語・中国語・ベトナム語

Ⅲ 英語・フランス語・ドイツ語・ハンガリー語タイ語

Ⅳ ロシア語・ポーランド語・チェコ語アラビア語

 

次に

大学書林による

日本語母語話者の言語習得難易度分類表

 

Ⅰ:韓国語・トルコ語インドネシア語スワヒリ語

Ⅱ:イタリア語・スペイン語ベトナム語・中国語

Ⅲ:フランス語・ドイツ語・ギリシャ語・チェコ語

Ⅳ:アラビア語ヒンディ語・ロシア語・英語

 

 

 

いかがだったでしょうか。

 

あなたの

気になる言語・勉強している言語は

ありましたか?

 

 

比較的

アジア系の言語が易しい分類に入り

欧米諸国の言語が

難しい分類に入っている印象を受けました。

 

英語が調査によっては

レベルⅣに位置付けられているのは

意外でした。

 

 

では本題の

スワヒリ語ですが、

どちらもカテゴリーⅠに

分類されていますね。

 

他のサイトも見てみましたが

どのサイトでも

スワヒリ語

”習得しやすい言語”

とされていました。

 

すこ~し

反論したい気持ちもありますが、

専門家たちが出した結論なので

きっと

そうなんだと思います(笑)

 

ということで、

スワヒリ語

易しい言語ということでした!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

 

 

 

と、

これで終わると

何か物足りないので

ここからは

僕自身の観点で

スワヒリ語について

見ていこうと思います。

 

 

 

僕は

言語には3つの観点(要素)が

あると思っています。

 

それは

 

1.文字

2.音声(発音)

3.文法

 

です。

 

難易度を分けたりする時や、

何か新しい言語を学習し始めよう

と考えている人は

この3つの観点を考慮すると

良いんじゃないかなと思っています。

 

 

では

この3つの観点で

スワヒリ語を紹介していきます!

 

 

1.文字

スワヒリ語の文字は以下の通りです。

 

a b ch d df e f g gh

 h i j k l m n ng' ny o

 p r s sh t th u v w y z

 

パッと見

わかりずらい文字も

あるかもしれませんが、

基本的にアルファベットと違いはないので

そんなに難しくありません。

 

義務教育の中で

英語を学ぶ日本人にとっては

かなり有利になると思います。

 

 

 

2.音声(発音)

アフリカの言葉、

特に発音って難しそう・・・、

と思っていましたが

実はスワヒリ語の発音って

日本語とかなり似ているんです!

 

スワヒリ語は日本語のように

1つ1つが

母音で終わる音が多いので

”ジャパニーズスワヒリ”でも

理解してくれることが多いです。

 

現地の人達に

聞き返される事も

少ないです(英語がありすぎるだけw)!

 

リスニングも

得意な人にとっては

簡単に感じるんじゃないでしょうか。

(山下はリスニングが一番苦手)

 

 

3.文法

 

最後に文法について。

 

文字も音も簡単だったら

文法も簡単なんじゃないか?

と思われたかもしれません。

 

 

スワヒリ語は文法が一番難しい!!!!

 

難しい

というというか

 

覚える事がありすぎる!!!!

 

具体的には、

スワヒリ語には

名詞クラスという文法事項があります。

 

ドイツ語にある

男性名詞や女性名詞、中性名詞を

イメージしてくれたら良いと思います。

 

 

その名詞クラスの数が

スワヒリ語はなんと

 

 

 

 

 

15個もありやがやる!

(ギャー!!!!!!!!!!!!!!!)

 

 

そんなに覚えられないやん!

 

 

名詞クラスが15通り

あるという事は、

以下の言い方を

それぞれ15通り分

修飾したい名詞によって

使い分けないと

いけないという事です。

 

例)

・~の〇〇     

・この/その/あの/     

・たくさんの 

・少ない

・別の

・独自の

・全ての

・いかなる

・関係詞

・形容詞

等々

 

 

 

 

「たくさん」とか

英語だったら

manyとmuchだけ

覚えとけばなんとかなるやん・・・。

 

「全ての」とか

英語だったら

allだけで事足りるやん・・・。

 

 

何度思ったことか・・・。

 

 

未だに

マスターできず

先生に頻繁に直されます。

 

というか、

名詞クラスを覚えるのは

諦めてます(笑)

 

 

どの言語にも特徴がありますが、

恐らくスワヒリ語

この「名詞クラス」が

一番の特徴だと思います。

 

 

最後に

 

スワヒリ語の難易度と

スワヒリ語

3つの要素について書いてきました。

 

スワヒリ語の難易度に関しては、

3つの要素を考慮しても

やはりスワヒリ語

”習得しやすい言語”

なんだと思います。

 

 

ただ、

習得しやすい言語だから

楽してるとか

難しい言語を勉強している人の方が

優れているとか

そういう事ではないんだと思います。

 

習得しやすい言語の

スワヒリ語だって

何千何万という単語を

”使えないと”

会話はできないし、

 

難易度最強という言われている

アラビア語だって

途中で挫折したら意味がない。

 

 

言語にとって

大切なのは

 

 

その言語を使って何をするか

その言語を使って何を学ぶか

 

 

だと思います。

 

 

言語は

自分の人生を

豊かにするための”道具”にしかすぎません。

 

 

言語をマスターすることが

終着点じゃない。

 

 

”習得しやすい言語”の

スワヒリ語を学ぶ過程で

学べたことはたくさんあったし

その学んだこと活かして

自分の人生を

よりハッピーにしていきたい。

 

そして、

少しでもケニアの人の生活も

ハッピーにできたら良いなと思ってます。

 

 

”言語は道具”

 

 

なんか難易度についてだけ書こうと

思っていましたが

まとめが

違う方向に行きました(笑)

 

今日も読んでいただいて

ありがとうございました!